若手社員座談会TALK DISCUSSION

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  • 小金 将輝
    若手

    小金 将輝
    道路部 地域計画課
    2016年入社

  • 荒川 務
    中堅

    荒川 務
    道路部 道路課
    2010年入社

  • 阿久津 貴紀
    若手

    阿久津 貴紀
    構造一部
    2017年度入社

  • 倉持 弥奈
    中堅

    倉持 弥奈
    構造一部
    2010年度入社

  • 檜山 光晴
    司会

    檜山 光晴
    構造二部
    1996年度入社

会社での仕事内容

座談会風景
  • 檜山

    今日は、次世代を担う若手&中堅社員に集まっていただきました。まず初めに、自己紹介も兼ねて今までどんな内容の仕事をしてきたか教えてください。年齢順にいこうと思いますのでまずは宴会部長の荒川くんからお願いします。

  • 荒川

    私は道路部の道路課に所属しており、道路設計、交差点設計、土構造物(法面・擁壁・カルバート等)および軟弱地盤解析など、多岐にわたる道路に関する設計をしてきました。建設会社で現場管理をしており、建設コンサルタント業界に転職してきました。最初は設計が分からず、日々覚えながら過ごしてきたように思います。また、現場経験が施工計画等の検討に役立っています。

  • 倉持

    私は構造部に所属しており、新設橋の設計、既設橋の補修・耐震補強設計や点検等の
    業務に携わってきました。他には、カルバートや擁壁、シェッド等の構造物も担当したことがあります。橋の設計の中でも、鋼構造、コンクリート構造、基礎構造などいろいろな設計分野があり、主要な設計はひととおりやってきたかなと思いますが、まだまだ分からないことが多く、先輩方に助けられることばかりです。後輩も年々入ってきていることですし、先輩としてもっと教えてあげられるよう頑張りたいと思います。

  • 小金

    私は道路部の地域計画課に所属しており、交通量推計や交通解析、渋滞原因の調査、時には道路の開通式で配布するパンフレット作成等の業務に携わってきました。担当させていただく業務は主に交通に関するものが多いのですが、業務ごとに渋滞の原因や調査の時に気を付けるべきポイントなどが一つ一つ異なるため、日々学ぶ事ばかりです。これからもたくさんの業務を通してもっと力を付けていけるよう頑張ります。

  • 阿久津

    私は構造部に配属されたので、倉持さんと同じく、主に橋梁の設計や補修、点検といった業務に携わらせてもらっています。入社してまだ数年しか経っていないので、携わる業務すべてが新鮮で、日々勉強(悪戦苦闘)しながら充実した毎日を過ごしています。まだまだ失敗が多く迷惑をかけてばかりですが、先輩方から優しく、時には厳しくご指導を頂きながら、そこに痺れ憧れつつ、様々な経験や知識を増やしているところです。

  • 檜山

    時には厳しくですか。阿久津くんの場合はいじられキャラで愛されている証拠ですよ。ちなみに私は、構造部として入社以来ずっと橋梁を主とした構造物設計に従事してきました。もう若手や中堅と言われる年代ではないですが、橋梁に関する新技術や新工法が日々進化していくので、気持ちは若手のつもりで積極的に新たな知識を吸収するように努めています。

座談会風景

建設コンサルタントとは

  • 檜山

    我々は建設コンサルタントという職種ですが、この仕事について皆さんはどう思いますか。

  • 荒川

    結論から言うと、非常にやりがいがあって、面白いですね。身近にあり毎日利用している道路などを設計しており、前職の建設会社の時とは違う立場で“地図に残る仕事”をしていると感じています。設計箇所が毎回異なり、その現場に適した計画を考えなければならないので、様々な知識や経験が必要となり日々学ぶことが多いです。

  • 倉持

    主に設計をする仕事ですが、設計の中には現地調査、設計計画、構造計算、図面作成、施工計画、工事数量算出等の様々な作業があり、毎日違ったことができるので飽きませんね。発注者や利用者の意見や希望を聞き、それらを形にしていく中で上手く行かず壁に当たることもありますが面白いです。

  • 小金

    入社するまでは道路や橋梁の設計をする職種だと思っていました。ですが、入社して交通解析の分野を担当し、発注者と協議しながら業務を進めていく中で、道路や橋梁を設計しなくとも渋滞の解消やインフラ等の利便性の向上によって社会全体の利益になる仕事ができることにやりがいを感じています。

  • 阿久津

    普段何気なく通っている道路や橋、災害から自分たちを守るダムや堤防。そういった私たちにとってなくてはならないものを創り、守っていくのが建設コンサルタントの役目です。様々な問題点に対してどのように解決していくか、どうすれば安全でいいものを創れるのか、そんなことを一生懸命考えていくこの仕事はなかなか面白いものです。論理的に考えていく仕事なのでゲーム好きな人にも向いていると思います。

  • 檜山

    小金くんの部署は特殊で面白そうですね。他のコンサルにも少ない分野で役所からの評価も高いと聞いています。私の場合は、入社前は建設コンサルタントというところは何をするのか良く分からなかったですね。簡単に言うと、道路や河川を実際に造るのはゼネコンで、その前段階で計画や設計を行うのがコンサルということ。完全に役割が分かれている図式ですが、完全にホワイトカラーかというと現地調査に行くこともあるので、自分的にはちょうどいいバランスの仕事内容でした。

この会社に入って

座談会風景
  • 檜山

    次に、この会社に入って良かったことを挙げてみたいと思いますがどうでしょう。

  • 荒川

    前職の建設会社の時は、労働環境が決して良いものではありませんでした。 例えば、朝は早く、日中は現場に出ているため、デスクワークは現場の後・・・という一日のサイクルだったように覚えています。若かったため、ただ要領が悪かっただけかもしれませんが・・・。転職してからは、工事現場のように天気に左右されることもなく、自分のペースで仕事が出来ています。成果品の期限を守ることが前提ですが、有給を利用して子どもの授業参観や習い事の送り迎えをすることもできるようになりました。仕事に対するON-OFFができる環境がいいですね。また、一人ではなく、グループで設計を進めているため、自分が休んでも大丈夫という安心感がありますね。

  • 倉持

    私は産休・育休をいただき、今は時短勤務なのですが、子供の看病などで急に休むことがあるので、自分で作業の工程を調整できるこの仕事で良かったなと思います。先輩方に迷惑をかけてしまうこともあり、申し訳なく思っていますが、理解のある方達ばかりで本当にありがたいです。女性も比較的多い職場で、制度面や社内の雰囲気は女性が働きやすい環境だと思います。あと、最近リフォームしたそうで会社内が綺麗になっていて驚きました。

  • 小金

    そうですね。入社して驚いたのは産休後に復帰されている方が結構いらっしゃることや社内結婚が多いということでした。あとは、社員の方々の技術士の取得率です。中堅以上の社員のほとんどの方が技術士を取得しており、実際に業務の質問を先輩方にしても過去の業務の例や技術的な知見からアドバイスを頂けるので、まだまだ分からないことが多い時期ですが業務で行き詰まった時の安心感があり、入社したのがこの会社でよかったと思いました。

  • 阿久津

    この会社は県内実績No1の地域密着型のコンサルなので、普段自分が使っている道路や橋、地元のランドマーク的な構造物の設計や維持補修に関わる機会が多いことも魅力だと思います。特に自分が育ってきた町の仕事が入ったりすると、「地元に恩返し」みたいな気になって普段以上にやりがいを持って仕事ができるので、そういった機会に多く恵まれるのはこの会社に入ってよかったことの一番のポイントですね。

  • 檜山

    確かにやりがいはありますね。自分が苦労して設計した橋が完成し、実際に渡るとなかなか感慨深いものがあります。ドラマの撮影現場に使われたのをテレビで見たときはちょっと嬉しかったですね。サスペンスドラマの殺人現場だったので微妙でしたが(笑)。

座談会風景

今後の改善点は

  • 檜山

    良いところばかりではなく、今後に向けた課題や改善点などがあれば意見をお願いします。自分のことでも会社や業界のことでもいいですよ。

  • 荒川

    毎週水曜日がノー残業dayを会社で推進しているのですが、作業内容が部署担当により異なり急な仕事もあったりするので、毎週残業ゼロとまではなかなか難しいのが現状です。今日締切りの仕事を止めることは問題ですが、明日でいいことは明日やるようにして、少しでも残業を減らして自分のやりたいことや家族サービスに充てるような意識改革が必要だと思います。

  • 倉持

    私は発注者などに提案や説明をする際、自分の意図を上手く伝えることができず、もどかしい思いをすることが多いので、トークスキルを向上させたいです。会社全体としては、災害対応などの時にチームワークを最大限に発揮するために、普段から私たち社員の中でたくさんコミュニケーションをとるよう心掛けたいです。

  • 小金

    業界全体として建設業の悪いイメージを無くしていきたいです。入社して数年経ち感じた事は、繁忙期で忙しく大変な時期もありましたが、夜遅くまで帰れないといったことは無く、繁忙期以外では自分の趣味を楽しむ時間がきちんと確保されていますし、休みたい日には自由に有給もつかえました。そういったことを、今後この業界に入ってくる方、入りたいと思ってくれている方に伝えていければと思います。

  • 阿久津

    当社に限った話ではなく、土木業界全体の従事者が高齢化している現代ですが、橋梁の点検など現場での作業を必要とする仕事は、これからもコンスタントに存在すると思います。体力のある若手も少なくなっているのが現状ですから、小型ドローン等新たな技術を取り入れて楽をする努力をしてみるのもいいかもしれませんね。司会の方もいいお年ですし(笑)。

  • 檜山

    これが若さか・・・。阿久津くんは若いのでもっと苦労しましょうね(笑)。若いうちの苦労は買ってでもしろといいますが、今考えるといい言葉だとしみじみ思います。でも楽をしたいという発想は技術の進化につながる考えなので悪くないですね。私も、次回からの計算が楽になるようにエクセルの計算式をしっかり作り込んだりしていました。昔はあまりそういうデータの蓄積がなかったのですが、最近はだいぶ増え改善されてきたと思います。

これからの挑戦!

座談会風景
  • 檜山

    最後に、皆さんがこれから挑戦したいことは何でしょうか。

  • 荒川

    資格取得と新規分野への挑戦ですね。これから入社してくる後輩たちに教えられるように日々研鑽していきたいと思います。あとデスクワークで運動不足なので、体を動かしていきたいですね(笑)。

  • 倉持

    自分が知らないことやできないことを少なくして、まだ経験していない内容の業務にも携わりたいです。あとは出産と育児で中断していた資格取得のための勉強を再開したいです。

  • 小金

    「会社の仕事内容」にもありましたが、私が担当する交通の分野も業務ごとに日々勉強だとおもっていますので、もっともっとたくさんの業務を経験し知識を身に取り入れることで、先輩たちのように交通のスペシャリストになりたいと思っています。

  • 阿久津

    お給料アップのために資格を取りたいです。というのは冗談で自身のスキルアップや発注者からの信用を得るためにも挑戦できる資格にはチャレンジして行きたいですね。更に向こうへ!

  • 檜山

    やはり資格の面が多いですね。特に技術士の資格については、大きなプロジェクトへの参加や、手当て面での優遇が大きいですからね。倉持さんは既にいろいろな資格を取得してますし、他のみなさんも有望なので有言実行を期待しております。いろいろなお話ありがとうございました。真面目な発言だけ選抜して編集したいと思います(笑)。

座談会風景

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